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今治

生活

2025.01.25

済生会今治病院 がん検査 さらに充実

917号1ページ

早期発見早期治療が大切
より質の高い医療を提供


 地域がん診療連携拠点病院指定の済生会今治病院は、一昨年クラウドファンディングを行い導入した手術支援ロボット「ヒノトリ」の稼働を開始しました。男性の中で一番多いとされている前立腺がんの手術などに活用され、多くの人を救っています。前立腺がんは比較的簡単に発見することができる病気で40歳を超えた男性は健診時にPSA検査を受けることを推奨しています。


 また昨年に新たなMRIを導入し、今までよりさらに精度が高いがん検査を行うことができます。痛みを伴わず全身のがんを調べることができるという利点もあり、さらに同病院ではPET-CT検査も行っています。1㎝前後の小さながんも発見することができ、悪性度、移転部位などが一度に検索できるので早期発見には有効です。健康診断時に追加で調べることができます。もしも検査でがんが見つかった場合は昨年導入したリニアック放射線治療装置を用い、治療を受けることもできます。
 「がんには早期発見早期治療が大切です。定期的に検査を受け、自分の健康に気をつけましょう。今年もより質の高い診断や治療を行っていきます。また昨年の済生会フェアでは約1400人と多くの人に参加していただきました。今年も10月に行いますので、ぜひ足を運んでいただきたいです」と松野剛院長は話しています。

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