今治
生活
2025.01.25
ムクナ豆と体操で健康支援
917号1ページ

NPO法人すくすくビーンズ
パーキンソン病と向き合う
運動機能が低下する難病「パーキンソン病」の患者などを含む全ての人に対し、健康維持に効果がある「ムクナ豆」と、体操教室などを通してセルフメディケーションの普及を目指すNPO法人があります。それは「すくすくビーンズ」です。
同団体の発足は、代表理事笹田弘恵さん(56)の姉が8年前にパーキンソン病の診断を受けたのがきっかけ。病気を調べる中で、人間の体内では作れない必須アミノ酸や、ドーパミンの元となる成分が含まれているムクナ豆の存在を知った笹田さん。姉に摂取させたいと思いましたが、生産量が少なく、高価で手に入りにくいのが実情でした。
それならば、自分たちで作るしかないと一念発起。地元農家やボランティアなど周りの協力を得て、ムクナ豆の栽培を行うことに。農業のノウハウも農地もないところからのスタートでしたが、地元農家やボランティアの協力を得て、試行錯誤しながら栽培を始め6年。ようやく昨年から安定した収穫が望めるように。収穫後は、乾燥・焙煎し、粉状に加工。現在、愛媛大学医学部付属病院(東温市)に成分検査を依頼し、商品化へ向けた研究も行っています。
また、今治市では毎月第一水曜日、松山市では偶数月に体操教室を実施。笹田さんは「協力してくれた全ての人々に感謝。姉は今も元気で活動に励んでいます。病気をすると引きこもりがちですが、外へ出ることが大切。ぜひ気楽な気持ちで参加を。ムクナ豆の試食会も行っています」と話しています。
次回体操教室は、2月5日13時~今治市総合福祉センターで開催。
【問】☎︎090・6883・1823(笹田)
パーキンソン病と向き合う
運動機能が低下する難病「パーキンソン病」の患者などを含む全ての人に対し、健康維持に効果がある「ムクナ豆」と、体操教室などを通してセルフメディケーションの普及を目指すNPO法人があります。それは「すくすくビーンズ」です。
同団体の発足は、代表理事笹田弘恵さん(56)の姉が8年前にパーキンソン病の診断を受けたのがきっかけ。病気を調べる中で、人間の体内では作れない必須アミノ酸や、ドーパミンの元となる成分が含まれているムクナ豆の存在を知った笹田さん。姉に摂取させたいと思いましたが、生産量が少なく、高価で手に入りにくいのが実情でした。
それならば、自分たちで作るしかないと一念発起。地元農家やボランティアなど周りの協力を得て、ムクナ豆の栽培を行うことに。農業のノウハウも農地もないところからのスタートでしたが、地元農家やボランティアの協力を得て、試行錯誤しながら栽培を始め6年。ようやく昨年から安定した収穫が望めるように。収穫後は、乾燥・焙煎し、粉状に加工。現在、愛媛大学医学部付属病院(東温市)に成分検査を依頼し、商品化へ向けた研究も行っています。
また、今治市では毎月第一水曜日、松山市では偶数月に体操教室を実施。笹田さんは「協力してくれた全ての人々に感謝。姉は今も元気で活動に励んでいます。病気をすると引きこもりがちですが、外へ出ることが大切。ぜひ気楽な気持ちで参加を。ムクナ豆の試食会も行っています」と話しています。
次回体操教室は、2月5日13時~今治市総合福祉センターで開催。
【問】☎︎090・6883・1823(笹田)