今治
生活
2025.05.10
奈良原神社 歌人 吉井勇の歌碑建立
924号6ページ

千疋峠とつなぐ歌の道
歌人「吉井勇」の歌碑の除幕式が先ごろ、奈良原神社(玉川町木地)の鳥居前で行われました。近隣の千疋峠にも、国内で最も古いとされる吉井勇の歌碑が存在し、2つの歌碑を巡る“歌の道”として注目を集めています。
吉井勇は、明治から昭和にかけて活躍し「ゴンドラの唄」の作詞者として知られる有名な歌人。今治市でも歌行脚し、伯方島や玉川地域の鈍川温泉にも滞在し、歌を詠みました。
歌碑を設置したのは「奈良原さんと共生を考える会」。刻まれた「千疋の峠の桜ながめつつ王者の花とたたへしかな」の歌は、かつて桜の景勝地として知られた千疋峠の情景を背景に、帝の姿を花にたとえて詠んだ歌です。
同会の渡部守会長(69)は「奈良原山は四季折々の景観が楽しめる場所。多くの人に参拝や登山、ドライブで訪れていただき、古のロマンをしのぶきっかけになれば嬉しい」と話しています。
歌人「吉井勇」の歌碑の除幕式が先ごろ、奈良原神社(玉川町木地)の鳥居前で行われました。近隣の千疋峠にも、国内で最も古いとされる吉井勇の歌碑が存在し、2つの歌碑を巡る“歌の道”として注目を集めています。
吉井勇は、明治から昭和にかけて活躍し「ゴンドラの唄」の作詞者として知られる有名な歌人。今治市でも歌行脚し、伯方島や玉川地域の鈍川温泉にも滞在し、歌を詠みました。
歌碑を設置したのは「奈良原さんと共生を考える会」。刻まれた「千疋の峠の桜ながめつつ王者の花とたたへしかな」の歌は、かつて桜の景勝地として知られた千疋峠の情景を背景に、帝の姿を花にたとえて詠んだ歌です。
同会の渡部守会長(69)は「奈良原山は四季折々の景観が楽しめる場所。多くの人に参拝や登山、ドライブで訪れていただき、古のロマンをしのぶきっかけになれば嬉しい」と話しています。