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今治

教育

2018.07.07

今治工業6年連続全国へ ファッション甲子園県代表に

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村上・木村ペアと村越・竹本ペア

 

 ファションの甲子園として知られる、第18回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会の一次審査が開催され、今治工業高校繊維デザイン科3年生ペア2組のデザイン画が選ばれ、全国大会に出場します。同校としては6年連続の快挙。

 同大会には、全国36都道府県から130校3136枚のデザイン画の応募があり、そのうち35点がプロの審査により一次審査を通過。その狭き門を突破したのは、村上百華さん(17)・木村美空さん(17)ペアと、村越潤太さん(17)・竹本舞さん(17)ペア。 

 ペアには主な役割があり、村上さんと村越さんはデザインを、木村さんと竹本さんは制作を行っています。デザインを担当した2人は、今年の春頃からデザインに取りかかり、5月7日の申込み締切まで、デザイン画を練り直しました。

 村越さんは、海の近くでずっと暮らしてきたため海や風の自然を表現しました。また2年連続で全国大会に出場する村上さんは、アジア各国をイメージしたデザインを考案。

 「大変なのはここから。2組ともデザイン画を元に、全て一から作り上げます」と話すのは同科の講師、木下恵里先生。

 村上さんペアは、白い糸を染料で染めた後、はたで織り上げる工程があり、村越さんペアは型紙制作や紙の糸に、布を挟み込み織り上げる予定。

 初めて行う作業もある中、木下先生は「資料を読め!観ろ!考えろ!」と答えは出さず、生徒たちは自分たちの知識を繋ぎ合わせ、必死で制作に取りかかっています。「不安もあるけど、8月26日の全国大会に向け頑張りたい」と4人。 

 


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