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新居浜

イベント

2019.03.16

ためして”笑いヨガ” 患者さんも「イエーイ」

308号2ページ

食後の「笑い」は日課です


「豊岡台病院」(四国中央市、枝廣篤昌・院長)では毎昼食後、病棟4、5階のデイルームで、患者の皆さんが「笑いヨガ」を楽しんでいます。2月末、その様子を見学しました。

 午後1時半患者、スタッフ約50人が集合しました。職員も8人、車椅子の方のサポート役を兼ねて参加。ヨガが始まった2010年秋から参加しているベテランの2人が、何年か前からリーダー役を務めています。

「昼食後、エクササイズを考えた」というリーダーのIさん。「あっ、はっ、はっ」と、参加者の顔を見回し、笑いかけました。患者さんも、元気に答え、笑いが一気に広がりました。

 腕を伸ばし、長さを測りながら笑う「1メートル笑い」。目を見開き、向き合って大笑いする「ライオン笑い」。立っている人、座っている人、両手を伸ばし、広げ、隣に笑い掛け、受ける人。

 「笑い」は、転げ、転げ、大きくなり、参加者の笑顔も弾けそう。デイルームには、大きな笑いの渦ができ、経験者も、初心者も、その輪の中で、大きな笑いを共有していました。

「昼休みに、深呼吸して、テーマを考えます。一番うれしいのは、皆が、元気に笑ってくれた時。リクエストが多いのは、スカッとするスポーツものです」と、Iさん。張り切っています。

 「対人面で緊張感がある人、人と接するのが苦手な人でも、集まり、参加しやすく、笑いで和やかな時間を共有し、親近感が深まり、精神的、身体的にも、よい効果が期待されています」と、枝廣院長。

 デイルームは、笑いヨガの4ステップ、「手拍子とかけ声」「深呼吸」「無邪気な子供心」「笑いのエクササイズ」が、きっちり満たされていました。


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