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新居浜

生活

2019.05.18

死亡手続きが一括で「おくやみコーナー」開設

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新居浜市は3月15日、市民課に遺族が亡くなった時に一括で手続きが行える「おくやみコーナー」を開設しました。開設から1カ月半で、138件利用があります。

 同コーナーはいざ、親族が亡くなると、遺族は、さまざまな手続きが必要となります。   

 これまで、死亡に係る手続きは、「市民課」に死亡届を提出し、「庁内手続き一覧表」を頼りに、それぞれが必要な諸手続の担当窓口を訪ねていました。

 しかし、独り暮らしの高齢者や、市外から来た遺族は、庁内に不慣れで、不安感があり、「遺族の負担を少しでも軽くし、安心して手続きができる対応を」と、今回の設置となりました。

 窓口は、スタッフ1名体制で、訪問した遺族から必要な情報を聞き、担当各課へ連絡。各課で対象者を照会し、手続きの必要性を「おくやみコーナー」に回答します。パソコンに入力された情報は共有され、各課であらかじめ届出書等が用意されます。

 「遺族が不利益を被らないよう手続き漏れを防ぐ」「手続き時間を短縮する」ことも目的のひとつで、全手続きに、職員が随行する「コンシェルジェ方式」を取り入れました。

 手続きは所要時間が、1時間半程度かかり、予約は1日4組。

 同市在住のSさん(64)は、「これを一人で回るのは大変。的確なアドバイス、スムーズな処理。安心して手続きが出来ました」と、喜んでいました。

 市民課では、「各課で、必要な書類が異なるので、事前の確認を」と、呼び掛けています。

 


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