新居浜
生活
2020.02.15
清水湧き出る憩いの場
330号1ページ
市が整備工事を完了
新居浜市は、湧水空間整備事業により整備工事が完了した「史跡つづら淵」の供用を2月6日開始しました。
清水が湧き出ることで、地元住民からも親しまれている「つづら淵」は、新居浜市指定史跡で、2008年には環境省の「平成の名水100選」にも選定されています。また、神聖な湧水として伝わり、毎年1月7日には「若水くみ」という、無病息災を願う行事が行われることでも知られています。
今回の整備工事では、つづら淵に隣接する土地所有者から、北側の土地の寄付があり、水景施設(流れ)やベンチ等の設置が行われました。
同市文化振興課課長の桑原一郎さん(59)は「これを機に、より親しんでもらい、多くの方の憩いの場になれば嬉しい」と話しています。