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2020.05.02

FC今治 岡田会長「気の緩みが命とり」

335号1ページ

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、FC今治の岡田武史会長は先ごろ、クラブのホームページを通じ、ファンらに「命を守ること、俺1人くらいの緩みをなくそう」と手洗い、消毒、外出自粛などを訴えました。今回マイタウンでは、岡田会長のメッセージ全文を紹介します。


「一致団結し乗り切ろう」


~全文~

FC今治ファミリーの皆さん


新型コロナウイルスが猛威をふるっています。関東など大都市では緊急事態宣言が発せられ、愛媛県でも徐々に感染者が増え始めています。

そんな中、Jリーグも開幕のめどが立たず、我々のトップチームも活動を停止して、選手、スタッフは自宅待機をしております。

今治初のJリーグの開幕を楽しみにしていただいていた皆さんには、本当に残念で申し訳なく思っています。

また、バックオフィス、アカデミーやホームグロウンのコーチたちも、原則テレワークで事務所への出勤を限定し、会議などもTV会議などで行っています。育成年代の活動に関しては、家にずっといてストレスが溜まっているだろう子供たちに、少しでも屋外でボールを追って走り回る機会を提供しようと、手洗いと消毒を実施して、接触を控えるなど工夫をしながら活動を始めています。

ただこういう危機に際しては、いろいろなことを考えず、シンプルに一番大切なことを全うするべきだと考えます。

つまり、命を守ることです。そのためには、感染しない、感染させない。ワクチンができるまでは我々にできることはこれしかないと思います。

よく言われるように「外出しない」、「手洗いをする」を一緒に実行しましょう。「勝負の神様は細部に宿る」、試合の勝ち負けを分けるのは「たった一回ぐらい」「俺一人ぐらい」という小さなゆるみであることがほとんどです。

新型コロナとの戦いも同じです。FC今治ファミリーが一致団結して頑張っていきましょう。我々はこの新型コロナとの戦いを乗り越えたときに、社会が変わるのではないかと思っています。(4月11日時点)


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