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今治

生活

2020.07.11

困難抱える少年を支援 「自立援助ホーム 湊」 

808号3ページ

家庭の事情などで、親元で生活できない青少年の自立支援と、家庭的な援助を行う「自立援助ホーム湊」が先ごろ、桜井に開設しました。
同施設は義務教育終了後の15歳から20歳(就学中は22歳)までの青少年の自立を見守ります。支援の内容は、就労や就学に加え、退去後の住居や悩み相談などの支援のほか、ライブやワークショップなど地域との交流支援も行います。
また同施設には20代から60代まで5人の男性スタッフが勤務し、悩みに寄り添いながら細やかに対応しています。その中の一人、社会福祉士の資格をもつ小池昇平さん(25)は「人として尊敬し、1人ひとりが自立できるようサポートしたい」と話しています。
また「FC今治の選手やスタッフにも、開設工事を手伝っていただき感謝です。青少年たちが退去した後も、今治の母港の一つになれば」と代表の木村福生さん(52)。
 定員は男性6人。申込みは行政機関などを通じ、児童相談所に相談した後、入居が決定します。漫画や本の寄付、ボランティアも募集中。

【問】☎089・922・5040(愛媛県中央児童相談所)

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