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今治

生活

2020.12.26

今治市 医師会、コロナ体制強化

819号1ページ

木本会長

「市民の命は必ず守る」

あらゆる場合想定し準備



今治市医師会(別宮町6・木本眞会長)は新型コロナウイルスの感染拡大に向け、市内の病院全体が連携し、軽症者から重症者まで段階に応じた対応やクラスターになった時など、あらゆる場面を想定し、万全の準備を整えています。「市民の命は守るので安心してほしい」と木本会長は話しています。





医師会では、市内の新型コロナウイルスの感染拡大状況に応じ、あらゆる場面を想定し会議を重ね、準備をすすめています。

コロナの入院患者数が8人以下の場合、医師会市民病院(別宮町7)、県立今治病院(石井町4)、済生会今治病院(喜田村7)の3病院の計8床で対応。

患者さんの件数がクラスターの発生などで急に加速し、入院患者数も増加し医療機関に対し負担のかかる段階「フェーズ3」に達した場合は、同市民病院を中心に他の病院と連携をとりながら、受け入れ体制を変えていく予定です。

また無症状や軽症の場合は奥道後壱湯の杜などの民間施設に、重とくの場合は愛媛大学医学部附属病院へ搬送されます。

特にこれからの時期は「発熱など風邪のような症状でもまず、かかりつけ医に前もって電話相談し、その指示に従って受診してください」と話す木本会長。インフルエンザや風邪など、発熱症状で受診することが増えるため、事前の相談がないまま直接、医療機関を受診しないよう呼びかけています。

またコロナの症状が疑わしい場合は、かかりつけ医もしくは地域の医療機関を受診し、医師が検査が必要な場合、唾液で分かるPCR検査を三病院で受けられます。

「医師会のメンバーは連携がとれ一致団結している。感染者が出ても皆さんの命を医師会で必ず守りますので、手洗い・マスクを習慣化してほしい」と話しています。


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